理念・歴史

地域の紹介と活動理念

 兵庫県宍粟市山崎町。播磨国風土記に「宍禾(しさわ)の郡(こおり)」として記される「宍粟(しそう)」。全国の難読地名にも挙げられるほど特異な地名を持つ「宍粟」には古代より、鉄・木材・穀物等の豊富な自然資源を活かした人々の営みが育ちました。「宍粟」の入り口に位置する山崎町はそのような宍粟の資源・産物の流通の中心地として、特に中世以降、町としての形態が整えられ商業地として大きな発展を遂げ、江戸時代初期には6万3千石の宍粟藩城下町として整備されました。
 町の発展とともに、伝統的な芸能文化・美術工芸・学問・文学・音楽・歴史研究など多彩な文化が発展、醸成され現在も絶えることなく受け継がれています。
 山崎文化協会は、地域でこのような文化活動をされている団体で構成され、各団体間の情報交換・交流・発表の場を開催あるいは支援を行うことで、各々の活動がさらに拡大・活発化されることを支援し、地域として特長ある文化がさらに醸成されることを目指して活動しています。
 また宍粟市文化協会、西播磨文化協会連絡協議会等を通して、傘下文化団体の活動を地域外に発信、地域外活動団体との交流を深めることによりさらなる地域文化振興に努めます。

山崎文化協会の歴史

年 月 事 項
昭和50年(1975) 「山崎町文化連盟」発足
昭和57年(1982)2月 機関紙「やまさき文化」創刊号発刊
平成03年(1991)6月
 
 
「宍粟郡文化協会連絡協議会」発足
(郡内の山崎町文化連盟・安富町文化協会・一宮町文化協会・波賀町文化協会・千種町文化協会で構成)
平成04年(1992) 「山崎町文化連盟」を「山崎町文化協会」と改名
平成07年(2005)4月 宍粟市発足
平成07年(2005)6月
 
「山崎町文化協会」を「宍粟市山崎文化協会」と改名
「宍粟市文化協会」発足(市内の山崎・一宮・波賀・千種文化協会で構成)